愛知県豊橋市「ハッピー ネパール&インド料理レストラン 豊橋店」 インネパ探訪記6軒目
愛知県豊橋市
昭和の時代は名古屋に次ぐ愛知県第2位の都市であったが、今は昔の話である。
駅前地域の衰退、ドーナツ化現象、社会の教科書で習った郊外化が顕著に表れた都市である。
現在は駅前には高級マンションが立ち並び、富裕層のベットタウンとなっているが、豊橋駅前の賑わいを取り戻すのはまだまだ先の派内になりそうだ。
そんな豊橋市駅が今日の目的地
豊橋駅にカルミアという商業ビルが入っており、そのレストランフロアに今回のインネパカレー屋があります。
レストランフロアは地下街から駅に上がるときに通るのだが、実はほとんど利用したことがなかったのだ。
こういった大きい商業施設に入っているインドカレー屋というのは、実はやりてネパール人経営者が出店している場合がほとんどなのだ。
インネパカレーは経営管理ビザを持ったネパール人が経営しているわけだが、大体はインネパカレーの居抜きや、店子が見つからない店舗物件に入居していく。
そこで頭角を現したネパール人経営者は何店舗もお店を展開し、財産を築くジャパニーズドリームがあるのだ。
今回、探訪したお店もその類だろう。
大型商業施設として、経営がうまくいくかわからない外国人を入居させるかといえばなかなか難しいのが現実だろう。
しかし、何店舗も経営して事業がうまくいっているインネパカレーなら話は別だ。
インネパカレーは日本人好みで人気があるのだ。そのなかでも人気店で安定経営を続けているとなれば、商業施設としてもウェルカムとなるのだろう。
ハッピー ネパール&インド料理レストラン 豊橋店
いつも通り、混雑する時間帯を避けてお店にたどり着く。
しかし、今日は土曜日だ。
人気店ともなれば14時過ぎてもお客さんがたくさんいるものだ。
以前、土日の14時過ぎにインネパ繁盛店に行ったときに入店を断られたことがあった。席が空いていなかったのだ。
だから、私はできるだけ平日の14時過ぎに行くようにしている。
今回はどうだろうか。豊橋駅には普段行かないので、出来れば土曜日に探訪をしてしまいたい。
ドアの外から店内の様子を眺めるとちらほらお客さんはいるようだが、カウンター席は半分以上空いている。これならいける。
入店すると日本語が堪能なネパール人のスタッフに案内され、カウンターへ座る。
いつも通りメニューを眺めて、コスパの良いメニューを探し出す。
クールにメニューを眺めているふりをしているが、頭の中はコスパ計算でフル回転だ。
今のおなかのすき具合はどうだ、財布の中はいくらあったか、相場と比べてどうだ、ドリンクはオプションなのか、ナンの食べ放題はどうなっている。
そんなことを頭の中で確認しながらランチメニューを選ぶ。

ここのお店は一番安いセットはナンのお代わりが無料ではないのだ。
ナンということだ。
Bセットはチョイスカレーとナン食べ放題。しかし、なんだかもったいない気もする。
よし、ここは思い切って2カレーセットだ。2種類のカレーに加え、タンドリーチキンが付いている。
三河地方で考えれば相場くらいの金額だ。もちろん、ドリンクはホットチャイ。
しかし、メニューを探してもホットチャイの文字がないのだ。そんなことあるか。
と思いながらマサラティーを注文。
マサラティーが何かを知らない状態で注文したが、調べてみるとチャイの一種でスパイシーなのだそうだ。これはアタリだ。私が求めていたチャイとはスパイシーなチャイなのだ。
また1つインネパに詳しくなった。
少し待っているとサラダが到着(写真撮り忘れた)
サラダを食べているうちにメイン料理が完成

これは美味そうだ。
ナンインドカレーにはまるンが乗っているタイプは久しぶりだ。
私がインドカレーにハマるきっかけになった千葉県市川市行徳にある「さくら」というお店がこんなタイプだったなとしみじみと思い出す。
まずはプレーンナンをちぎってカレーにディップして一口。
美味い。そして懐かしい。
私がインネパカレーにハマって週3回インネパカレーを食べていたころ味に似ている。
中部地方に引っ越してインネパカレーの味のタイプが少し違うなと思うことがままあったが、今回食べたインネパカレーは私の思い出の味だったのだ。
仕事が辛かったころ、思い出の東京生活。(住まいは千葉県)
「さくら」の味はこんな感じだったと思い出が蘇る。
あぁ、懐かしい味だ。
プレーンナンにディップするカレーの量をセーブして、お代わりナンに備える。
店員さんにナンお代わりをお願いし、アツアツのプレーンナンが到着。
熱い、美味い、懐かしい。
当時を思い出させてくれる素敵な体験をありがとう。また来ます。
ハッピー ネパール&インド料理レストラン 豊橋店
〒440-0075 愛知県豊橋市花田町西宿 無番地 カルミア 1F
令和7年2月探訪